しろぼうずのブログ

こんにちは。しろぼうずです。 このブログでは日々の生活で実践してみてちょっと役立った事や知っているとお得な事をなんとなく載せていきます。 私は普段はある福祉の複合施設の施設長をやっております。 そのため介護保険サービスや仕事する上で知った生活の知恵や制度の隙間・裏ワザをちょっと見てきました。お役に立てれば幸いです。

訪問看護の心得

訪問看護は看護師が自宅に訪問し医療的な処置や療養相談にのってくれる頼もしい介護サービスです。頼もしい看護師さんではありますがいくつか注意点があります。

介護保険での訪問看護は提供時間で料金が決まります。介護度で決まるわけではありません。また訪問看護ステーションから来るか病院から来るかでも単価が違います。

訪問看護の導入のパターンはいくつかあります。自宅で生活している場合はほとんどがケアマネが調整する事になるかと思います。

例えば服薬管理ができていない。薬をちゃんと飲めていない事が多い認知症の方の場合にお薬カレンダーに1週間分の薬をセットしえもらうために導入する。

例えば医療的な処置がある方の入浴介助。通常の入浴介助は訪問介護(ヘルパー)さんで良いのですが医療的な処置があったり酸素ボンベを付けていたり看護師に状態観察してもらいながら入浴した方が良いような方の場合は看護師が入る事もあります。

状態が安定してきて療養相談やちょっとした運動指導で入る事もあります。

看護師は時と場合によっては医師に電話してくれ指示を仰いだり、入院した方が良い場合医師に進言してくれたりと頼りになる場合があります。

訪問看護をしている看護師さんは全体的に穏やかな方が多いです。病院の看護師よりも寛容性がある事が多く話しやすいかと思います。自宅在宅ではやはり病院の様には行きません、薬の飲み忘れだってあるし生活していれば不摂生や転んだりすることもあります。そうした生活の思考や視点がある方が多いのでそうした雰囲気になる事が多いです。

時々看護師とヘルパーも混同して受診の付き添いやお手伝いなどを依頼する利用者や家族がいます。親切な看護師は穏やかに断ったり対応してくれます。

事業所の選び方ですがケアマネの勧めるところに決める事が多いかと思いますがもし主治医が決まっていてそこに訪問看護の事業所があるならたいていのケアマネはそこにします、連携してくれるので。主治医の所で訪問看護をやっていてそこを勧められなかった場合は何か理由があるかと思います。聞いてみましょう。もしかしたら空きがなかったり事情所の体制が整っていないのかもしれません。

訪問看護の事業所は緊急時の対応をする事が多いです。訪問予定日以外でも体調が悪くなったなどの時に電話すればなんらかの対応はしてくれます。

人員が少ない事業所によっては緊急時の対応が出来なかったりするので良く確認することをお勧めします。