しろぼうずのブログ

こんにちは。しろぼうずです。 このブログでは日々の生活で実践してみてちょっと役立った事や知っているとお得な事をなんとなく載せていきます。 私は普段はある福祉の複合施設の施設長をやっております。 そのため介護保険サービスや仕事する上で知った生活の知恵や制度の隙間・裏ワザをちょっと見てきました。お役に立てれば幸いです。

福祉用具の秘密

前回の記事で福祉用具の話が少し出ましたので福祉用具の裏側(そんな大したんもんじゃない)に触れます。

福祉用具には様々なものがあります。

車いすや電動ベッド、置き型手すり、歩行器や杖など色々ある中で介護保険でレンタル出来るもの出来ない物があります。

 

杖は普通の一歩杖はレンタルできません。3点杖や4点杖はレンタルできます。3点杖とは杖の足の方が3つに分かれているやつです。1本杖と違って安定性があります。主に平面床の室内用で段差が多い床の外出には向きません。

 

 

歩行器とはよく高齢者が押しているシルバーカーも含みます。

車いす・電動ベッドは介護度2以上から保険レンタルが出来ます。でも実は介護1とかでも自己負担1割などで貸してくれる時がいくつかあります。



レンタルの良い所はまず毎月数百円程度で済む事。電動ベッドでも毎月1000円程度です。

そしてなにかしらの故障や破損があっても福祉用具業者が修理や交換対応してくれる事、自宅までたいてい来てくれます。修理なども含めほとんど無料の事が多いです。特に電動ベッドは購入すると10万円超えるものも少なくありません。さらに電動ベッドは年々機種が新しくなりすぐ時代遅れになります。購入後の修理では部品が無いなんて言われることもあるでしょう。電動ベッドは組み立て式です、設置部屋を変えたい時も業者に頼まなければなりません、さらに引っ越しの時は普通の引越し屋さんでは運搬を断られます。配線事故の前例があり断るのだとか。そのため特に電動ベッドはレンタルをお勧めします。