しろぼうずのブログ

こんにちは。しろぼうずです。 このブログでは日々の生活で実践してみてちょっと役立った事や知っているとお得な事をなんとなく載せていきます。 私は普段はある福祉の複合施設の施設長をやっております。 そのため介護保険サービスや仕事する上で知った生活の知恵や制度の隙間・裏ワザをちょっと見てきました。お役に立てれば幸いです。

施設の選び方

施設に入所する事になった場合の注意点です。

施設と言っても非常に多くの種類があり困惑すると思います。

後ほど施設の種類や注意点や料金などをまとめますがどの施設でも共通して注意しておいた方が良い事をお話します。

施設入居を考えるタイミングが重要です。自宅で介護していて介護疲れが溜まり介護者が倒れる・・そんなギリギリになってからはダメです。なぜならその時に空いている施設にしか入れないからです。空きが出るまでショートステイで空き待ちという方法もありますが費用もかかりますしショートステイも長期で空いているとも限りません。

自宅で介護にたずさわるようになったら施設の見学は早めにすませておいた方が良いです。

施設の種類によって入所できる場合と出来ない場合があります、ギリギリではそうした条件などが理解できない事が多いです。特養とはどんな施設でどんな人が入るのか、グループホームとはいくらかかるのか、有料老人ホームとはなんなのか、違いは?などなどギリギリでは覚える事が多すぎて訳がわからなくなると思います。

少しづつケアマネから聞き取りし見学し備える事が大切です。少なくとも特養とグループホームがどういった施設かぐらいは知っておいた方が良いです。

実際に施設に見学・申し込みに行くときの注意点ですが。

1 、電話で施設に問い合わせをかける「自宅介護をしているのですが施設見学に行きたいのですが」

2 、訪問見学日を決める。この時にきちんとした施設なら管理者や相談員といった調整力持った人が対応してくれます。アポがないと現場職員が対応する事もあり満足行く見学になりません。

3 、見学し 料金 看取り 自由度 などの事をきちんと聞く。施設によってかなり違いがあります。しっかりと聞き取りしましょう。そして気に入り入居申し込みしたら施設側で検討会議をします。この入居の検討会議で誰を次に入居させるか決まります。グループホームや特養は入居判定の会議の際に点数をつけます。どれだけ緊急性があるかどうかを判断します。グループホームや特養は申し込み順ではなく緊急性や必要性で入居の可否を検討する事になっています。一応。

事前にまとめておいた方が良い事としては

・入居する利用者の性別、年齢、介護度、使っている介護サービス

・支払い能力、保証人

・どれだけ今困っているか

・医療的な処置の有無

・夜寝るかどうか

などを施設側に説明します。

特に施設側の現実として夜寝るかどうか、認知症の症状、他の入居者と生活出来るかなどの要素も考慮されます。

ですが介護施設側は認知症などの対応は慣れてますので家族さんが困っているレベルの症状では大丈夫な事も多いです。

良く施設側やケアマネと相談しましょう。